寒さに負けないカラダづくりは食事から②

免疫力アップで冬を乗り切る

体内に侵入したウイルスを撃退してくれる免疫力ですが、体温が下がると代謝が下がり免疫力も低下してしまいます。この免疫力をキープするには、3度の食事を決まった時間にとる、できるだけ多くの種類のものをバランスよく食べる、質の良いタンパク質やミネラルを含む食材をとることなどが大切です。

免疫力をアップする食品としてはβグルカンを含むキノコ類、アリシンが豊富なネギやニンニクなどがあります。また、味噌や納豆・ヨーグルトなどの発酵食品は腸内環境を整えて、免疫力のアップにつながるそうですよ。

 

身体を温める食材と調理法で健康維持

冬に負けない健康な体をつくるには、食事で中から温めるのも効果的。そのためには冷たい食べ物を控え、温かい食べ物をとることが大事です。東洋医学の考え方で、冬に旬の食材は体を温め、夏に旬の食材は体を冷やすんだとか。そこで冬には体を温める「陽」の食材をとりましょう。体を冷やす「陰」の食材も、火を通すことで「陽」に変わると考えられています。また「陽」のなかでも特に体を温めてくれる「しょうが」「唐辛子」「ねぎ」「にんにく」などを使うと、より効果的に体を温めてくれるそうですよ。

そこでおすすめなのが鍋料理。たとえば、白菜・ネギ・豆腐・豚肉・キノコに発酵食品の味噌とキムチで味付けし、ニンニク・唐辛子を加えたキムチ鍋なら完璧ですよね。ただし、免疫力を下げてしまうので、お酒の飲み過ぎにはご注意を。

みんなで楽しく美味しいものを食べて健康に

今回は食事による健康な体づくりについてご紹介しました。小さなお子さんや高齢者の方がいらっしゃるご家庭なら、冬を健康に過ごせるかどうかはとても心配なことですよね。食事はみんなで囲むものですから、一人悩むのではなく家族や周囲の方々と一緒に楽しく美味しいものを食べて健康に冬を過ごしましょう。

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