理想的な食事を実現とは!?そのポイント②

欲しい栄養素を効率よく摂る!代表的な食材

どの栄養素がどの食材に含まれているかを知っていると、毎日の食事づくりで知識を活かすことができます。

炭水化物はお米やパン・麺類・イモ類などのいわゆる主食になるものに多く含まれていて、お腹にたまるので食べたときに満足感を得ることができます。
カロリーが高いイメージがあり敬遠されがちな脂質については、良質なものを摂取することが重要です。
青魚やナッツ類・アマニ油などに含まれるオメガ3は、血圧を改善したりコレステロール値を下げてくれたりする働きがあります。

タンパク質は肉や魚・卵・大豆製品などに含まれています。豆腐や納豆・おから・豆乳などの大豆製品は、健康志向の高い人たちに好まれています。

ビタミンにはビタミンA・C・E・K・B群など多くの種類があり、その働きもさまざまです。例えば人参に多く含まれるビタミンAには、視力を正常にしたり、皮膚や粘膜を整えてくれたりする働きがあります。

ビタミンCはレモンなどの柑橘類、ビタミンEはアーモンドなどに多く含まれています。また納豆やほうれん草に含まれるビタミンK、ビタミンB群の中では、胚芽米や玄米に多く含まれるビタミンB1、卵や納豆などに含まれるビタミンB2などがあります。

ミネラル成分のカルシウムは乳製品や大豆製品、マグネシウムは海草や豆類などに多く含まれています。

バランスの良い食事を実現するために!意識したいポイント

それぞれの栄養素の働きを見ていくと、例えば筋肉を強くしたいときにはタンパク質だけを摂取すればいいように思えるかもしれません。
しかし体内では各栄養素が作用し合って体を作っているので、これらをバランス良く摂取しないとうまく働くことができません。

どれかひとつが欠けてもいけないし、どれかひとつを多く摂取するのもいけないのです。

毎日の生活でバランスを考えるのは一見難しそうに思えますが、「一汁三菜」を意識するとバランス良く栄養を摂取することができます。一汁三菜とは主食・汁物・主菜1品・副菜2品で構成された献立のことです。

主食で炭水化物、主菜でタンパク質や脂質、汁物と副菜でビタミン・ミネラル・食物繊維などを摂取することができます。
面倒なカロリー計算をする必要もないので、誰でも気軽に続けることができますね。

それぞれの汁物や副菜2品それぞれで調理する食材を変えることで、さらにバランスの良いメニューとなるでしょう。

食材の栄養素を意識して日々の食事作りを楽しんでみてください。理想的なバランスのとれた食事で毎日を健康に過ごしましょう!

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